(2009年6月23日掲載)
先週末の夕暮れ時、“ギャギャギャン”という激しい声でキタキツネに吠えられた。
夏毛へ換毛途中の大人らしく、執拗にこちらを威嚇してきました。その時は何だかわかりませんでしたが、その理由が今日ようやくわかりました。
この子です。
私が建物の陰にいたためか、こちらの気配には気づいていない様子。しばらく観察してみることにしました。

子供は好奇心旺盛。食べられるものか確かめているのでしょうか。

目の前を歩く昆虫に興味を持った様子。

しばらくトコトコ歩いた後は、退屈そうに座り込みました。

痒いな~、なんて声が聞こえてきそうです。

カサカサという音が聞こえると、倉庫の下からもう1頭出てきました。
いつも使っている斜面の巣以外に、この倉庫の下を巣として利用しているようです。

子供同士でじゃれ合ったり、うろうろしたり。お母さんがいない間に好きなだけ遊んでいるのでしょうか。

昆虫を捕まえました。
遊びながらも生きていく術を身につける。野生児は逞しいです。

それでもやはり子供。遊び疲れたのかウトウトしています。

ついには気持ち良さそうに寝てしまいました。
毎日、小さな冒険をしながら子供は成長するんですね。この家族の生活を邪魔しない程度に見守っていきたいと思います。
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